授業科目名(和文) [Course] |
心理臨床学特論演習 |
授業科目名(英文) [Course] |
Clinical Psychology Exercise |
学部(研究科) [Faculty] |
保健福祉学研究科 |
学科(専攻) [Department] |
保健福祉学専攻 |
単位数 [Point(Credit)] |
後期1単位 |
対象学生 [Eligible students] |
大学院保健福祉学研究科 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
心理カウンセリングの中には、「心の病」の原因を追求せずに病を直す技法も存在する???グループ?ダイナミックスでは、「心の病」は個人に内在しているものではなく、その集合体的性質によるものとして解釈されている。したがって、人は個人の判断ではなく、実は集団固有の意味や規範に操られているというラディカルな立場を取る。本講義では、グループ?ダイナミックスやその近接領域である理論について、総合的に理解する。 |
到達目標 [Learning Goal] |
1.グループ?ダイナミックスの理論を理解する。 2.身体論と活動理論を理解する。 3.上記、1?2の実践事例を検討する。 |
履修上の注意 [Notes] |
グループ?ダイナミックスの理論と実践がどのようにリンクしているかについて、文献のみならずDVDなどの視聴覚教材の利用、具体的な実践例を取り上げます. |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1.オリエンテーション 2.グループ?ダイナミックスの基本的な考え方 3.研究方法:当事者と研究者の協同的実践 4.協同的実践のための理論:①活動理論 5.協同的実践のための理論:②夢を描く技法 6.協同的実践のための理論:③身体論 7.協同的実践のための理論:④規範と意味 8.協同的実践のための理論:⑤規範の形成プロセス 9.二つのメタ理論:論理実証主義と社会的構成主義 10.人間科学の方法 11.企業組織のグループ?ダイナミックス 12.看護組織のグループ?ダイナミックス 13.コミュニティのグループ?ダイナミックス 14.児童福祉現場のグループ?ダイナミックス 15. 総括 |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
授業の理解度により評価します. |
教科書 [Textbook] |
教科書:「グループ?ダイナミックス入門」、杉万俊夫著、世界思想社. 参考書:授業に関連する学術論文. DVD.グループ?ダイナミックス<1>理論編、グループ?ダイナミックス<2>実践編. |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
その他の参考書は、その都度紹介します。 |
開講年度 [Year of the course] |
28 |
備考 | 使用教室:6603(樂木研究室) |