2023年7月26日子ども学科

学校法人朝日学園朝日塾幼稚園でバイオリンワークショップを行いました

7月4日に、保健福祉学部子ども学科安久津太一教授等チームが、学校法人朝日学園朝日塾幼稚園でバイオリンワークショップを行いました。

本企画には、保育現場における音楽表現の実践的モデルの開発で日頃共に研究に取り組んでいるちとせ交友会野間順子氏、大学院開講科目「子ども臨床特論Ⅱ」を履修している保健福祉学研究科に在籍する博士前期課程の1年生2名も実践に参与しました。

この講義は、子ども臨床を基軸とし、乳幼児音楽教育の第一人者、コロンビア大学Teachers CollegeのProf. Lori Custoderoが開発した音楽活動のフロー観察法を援用し、子どもの集中や学びの楽しさを可視化する内容です。

バイオリンで冒頭に《七夕》を演奏すると、自然に園児の歌唱が引き出され、美しい音色や心を動かす出来事に触れ、感じたことを表現する姿が印象的でした。楽器の音色の自由探究では、園児は様々な音を出して試し、友達と楽しく活動する中で,子どもたち同士で協力しあう場面も見られました。またバイオリンでリズムを奏で、ベートーベン作曲《第九》の主題にあわせて演奏する活動では、園児の豊かなイメージが引き出され、オーケストラさながらでした。ワークショップ終了後に披露くださった鼓笛隊の凛々しい演奏も圧巻でした。

ワークショップの様子1ワークショップの様子2

このバイオリンワークショップはメディアで紹介されました。
番組名:テレビせとうち「ピリッとサタデー」
放送日時:7/15(土)11:00~11:30 再放送:同日25:35~26:05